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マスカスタマイゼーションを成功するための変革手法

10月 17, 2021 By インフォアジャパン、ソリューションコンサルティング部プリンシパル 諸岡 哲也


「マスカスタマイゼーション」という言葉をご存じでしょうか?多品種少量生産と日本で言われることもあります。この文章は、先日実施した「マスカスタマイゼーション」をテーマにしたセミナーの内容を、文書でまとめています。

マスカスタマイゼーションはいいとこ取り

従来の製造業の多くは「既製品の大量生産」すなわち「マスプロダクション」、もしくはお客様のニーズに合わせて設計から始める「個別受注生産」すなわち「フルカスタマイゼーション」のどちらかの生産方式、形態が多かったかと思います。簡単に言うと、それら2つの生産方式のいいとこ取りが「マスカスタマイゼーション」です。

100年前ならともかく

大量生産の元祖と言われる「T型フォード」ですが、1908年の市場投入時は「赤色」「灰色」「緑色」の3色が用意されていました。生産効率向上と低コスト化を推し進めるに従い、途中「緑色」や「紺色」への統一を経て、1915年移行は黒一色に統一されました。市場における製品の黎明期において「早く、安く、大量に」製品を顧客へ届けるという目的においては、この製品戦略は成功だと思いますが、個々の顧客のニーズは切り捨てられています。

現在において、既にコンシューマー化された製品(弊社が販売しているERPもそうですね笑)においては、個々の顧客のニーズをいかに製品に反映させるかということが課題になっています。

大量生産は「早く、安く、大量に」製品を顧客へ届けるという目的達成の一方で、個々の顧客のニーズは切り捨てられる
大量生産は「早く、安く、大量に」製品を顧客へ届けるという目的達成の一方で、個々の顧客のニーズは切り捨てられる

言うは易し、行うのは...

「マスプロダクション」は、個々の顧客のニーズに応じて製品をカスタマイズして、早く、安く顧客に届けることが出来ればよいのですが、言うほど簡単ではありません。お客様のニーズを把握するために営業担当者は何度もお客様と打合せを重ね、設計開発担当者や技術担当者と摺り合わせをしながら仕様を決定し、見積金額をはじき出し、と思ったらお客様から仕様変更要求が来た、ということを良く耳にします。

また、お客様ごとの仕様に基づいた部品表(BOM)を作成し管理するのに苦労しているということも耳にします。もちろん、都度計画(そして変更)しなければならない調達計画や生産計画、サプライチェーン計画も大変になります。

製品としての「マスカスタマイゼーション」を実現している場合も、このような「人間系のコミュニケーション」や、複雑なスプレッドシートによって、複雑な業務プロセスを苦労しながら実現しているという製造業は多いのではないでしょうか。

まずは業務プロセスの整理から

以上のように、「マスカスタマイゼーション」を効率良く実現するには、製造業における様々な組織に関係する業務プロセスの整理から始める必要があるかもしれません。お客様への見積提出に手間取ったり、競合他社の何倍も製品納期がかかったりするようであれば、市場における厳しい競争には生き残れません。業務部門ごとの最適化やDX化ではなく組織横断型の業務最適化やDX化が必要になります。

業務部門ごとの最適化やDX化ではなく組織横断型の業務最適化やDX化が必要
業務部門ごとの最適化やDX化ではなく組織横断型の業務最適化やDX化が必要

手っ取り早いのは「マスカスタマイゼーション」に対応したERP導入

「マスカスタマイゼーション」を実現するには、それに対応したERPを導入するのが近道です。貴社でお使いのERPで下記の様なことが可能でしょうか。これらが「マスカスタマイゼーション」を実現するために機能のチェックリストです。恐らく多くの企業のERPでは、そのようになっていないかと考えます。

  • 製品オプションの設定とオプション選択ルールの容易な設定
  • お客様や商談ごとの容易なオプション選択
  • オプション選択結果に基づく自動見積計算
  • オプション選択結果に基づく部品表(BOM)生成
  • お客様や商談ごとの部品表(BOM)に基づく生産計画および調達計画
  • お客様や商談ごとの部品表(BOM)に基づく原価管理
  • 会社間および部門間を飛び交う文書の管理
  • 組織をまたがるワークフロー管理
  • この様なシステムをSaaS型クラウドで実現

製品としての「マスカスタマイゼーション」を実現したいが何をどう管理すればよいのか、製品としての「マスカスタマイゼーション」は実現済だが、何をどう効率化すればよいのか、というお悩みの製造業の皆様は、一度弊社にご相談下さいませ。


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